新聞奨学生として浪人時代を過ごした体験談【国公立大に合格しました】

生活

みなさんは新聞奨学生をご存知ですか?

実は新聞販売店で住み込みの仕事をする代わりに、大学や専門学校に通うための学費を全額支給してくれるという制度があるんです。

しかも給料も貰えます。経済的な理由で大学や専門学校に進学出来ない場合には、必殺技として知っておくのも良いかもしれません。

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新聞奨学生はどんな仕事をするのか

仕事内容については、コースが2つに分かれています。

一つは朝刊と夕刊を配るだけのコース。もう一つは新聞配達の他に集金業務と拡張業務が課されるコースです。この辺りは販売店によって多少の違いがあるかもしれません。

僕がいた販売店ではコースが違っても、申し出れば拡張業務もすることが出来ましたし、契約が取れたら報奨金も出ました。住む場所は販売店で借りているアパートです。朝食と夕食はまかないが出ます。

新聞奨学生のメリット

何と言っても新聞奨学生の一番のメリットは給料が貰えることです。現在は10万円以上出ているようですね。20年前、僕が新聞奨学生をやってた頃は6万〜9万円でした。コツコツ貯金して卒業と同時に車を買った先輩もいましたね。

また、強制的に規則正しい生活になるのも大きなメリットです。やる気さえあれば、それを活かして学習習慣を確固たるものにし、受験生の場合は難関大学に合格することも可能でしょう。

新聞奨学生のデメリット

販売店によっては超ブラックなことです。配達以外にも頻繁に拡張業務に駆りだされ、寝る暇が無くなります。学校どころではありません

なので、新聞奨学生になるというのはある意味バクチです。ハズレを引くと心と体を病んでドロップアウトします。また、風俗にハマってる人とか、パチンコや競馬にハマってる人とか、そういう人種が多いので、流されないようにしていないと人生を狂わされます。

もし流されるようなら、それは販売店のせいではなく、早いか遅いかの違いでしかないのかも知れませんが。

僕の周りにはパチンコにハマって大学に行かなくなった先輩や同期の友達がいました。

新聞奨学生に向いている人、向いてない人

どうしても大学や専門学校に行きたいけど、お金がなくて他に手段がない人、かつ、体力がある人は新聞奨学生に向いてます学校に通えるチャンスをつかみ取りましょう

親がお金を出してくれる家庭や、メチャクチャ優秀で学費が免除になるような人は絶対にやめておいた方が良いです。一生を台無しにするリスクを背負うより、頼るべきは頼りましょう。

また、体力に自信のない人もアウトです。朝夕2時間位は配達業務をすることになります。配達区域によっては階段しかない集合住宅が多いところもあります。これはかなりこたえます。身体を壊しては何にもなりません。

今思うこと

僕は浪人生として3年間新聞奨学生をやっていました。最初の2年半は給料を貰えるのをいいことに、ゲーム三昧だったり飲み会に行ったりとサボりまくってましたが、最後の半年間はしっかりと受験生として務め上げました。「この吹き溜まりから抜け出したい。」と一念発起したためです。

労働環境は決して悪くはありませんでした。気の良い人が多く、同郷の副班長が「受験生だから」と、入試の3ヶ月位前にラクな配達区域に回したりもしてくれました。

合格した後にその人から「外から見ると、いつも机の電気が付いていた。感心しながら見ていたよ。頑張ったな。」と言われたので、そういうのもあって配達区域を変えてくれたんだな、と合点がいきました。


山の上辺りにある集合住宅の一角に、お気に入りの休憩ポイントがありました。朝刊配達が一段落付く頃、まだ薄暗い時間帯に、遠くに東横線の電車が走るのを眺めるのが好きでした。その時いつも「絶対にここから抜け出してやる!」と決意を新たにしたものです。

今思うのは、あの頃の経験があったからこそ、「どんな状況でも、あのとき頑張れた自分なら何とかできる!」という気持ちを持つことが出来ているのではないかということです。

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